ソファは長年使用していると、へたってきて座り心地が悪くなります。
クッションに使用されているウレタンを交換すれば、購入当初のようにハリが出て、快適な座り心地になるでしょう。
ウレタンは自分で購入して、ソファのサイズに自作することが可能です。
この記事では、ソファのウレタンを自作する際の購入方法や、加工の注意点を解説します。
自作できるソファ用ウレタンの種類
ソファに使用されるウレタンには、「ウレタンスポンジ」「ラバーウレタン」「チップウレタン」があります。
ここでは、自作できるソファ用ウレタンの種類を解説します。
ウレタンスポンジ
ウレタンスポンジは、ソファ用のクッションに一般的に使用される素材です。
軟らかいものから、硬いものまで、さまざまな種類があります。
基本的には、硬いウレタンスポンジほど価格が高くなります。
ラバーウレタン
ラバーウレタンとは、しっとりした座り心地が特徴で、感触の良いウレタンです。
また、密度が高く、へたりにくいため、長期間にわたり使用できます。
高級ソファにも使用される素材で、座り心地にこだわりたい人におすすめです。
チップウレタン
チップウレタンは、ウレタンの切れ端などを細かくくだいて固めた、再生品のウレタンです。
ウレタンスポンジやラバーウレタンと比べると、硬い座り心地が特徴です。
2層品の下側の材料として使われることも多く、軟らかいウレタンと組み合わせると、底付き感がなくなります。
自作できるソファ用ウレタンの購入方法
ソファ用ウレタンは、ホームセンターやインターネット通販・ソファ用ウレタン専門店で購入可能です。
ここでは、自作できるソファ用ウレタンの購入方法を解説します。
ホームセンター
ホームセンターでは、事前にカットされたウレタンや、ロール状のウレタンから必要な量を切り分けて購入可能です。
ただし、小さなホームセンターでは、ウレタンの取り扱いがないこともあるため、事前に店舗に確認しましょう。
また、大きいホームセンターであっても、それほど種類が豊富ではありません。
必要なサイズや硬さがない可能性もあるため、ソファを自作する際のウレタン探しには向いていません。
インターネット通販
Amazonや楽天市場などのインターネット通販では、さまざまな種類のウレタンが販売されています。
好みの厚さやサイズ、硬さを選べるでしょう。
ただし、硬さの基準は店舗により異なるため、比較が難しいケースがあります。
インターネット通販が向いているのは、ある程度、ウレタンに詳しい人向けです。
ソファ用ウレタン専門店
ソファ用ウレタン専門店は、多くのウレタンの中からカスタムする形で、厚さやサイズを指定できます。
Re-SOFAではメールや電話等で、分からないことを質問できるので、経験豊富なスタッフと一緒に最適な素材を探せます。
どのウレタンを選んだらいいのか分からない人は、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。
自作できるソファ用ウレタンの加工方法
ウレタンを購入したら、ソファのサイズに加工する必要があります。
一般家庭でウレタンを加工する場合は、カッターやハサミを使用します。
ウレタンをキレイにカットするのは難しく、断面に少し段差ができると思ってください。厚いウレタンほどカットが難しいので注意してください。
さまざまなウレタンをカットした動画を、YouTubeにアップロードしているのでご覧ください。
電熱カッターでウレタンをカットする人もいますが、ウレタンは熱で変形してしまうため、おすすめしていません。
Re-SOFAではお好みのサイズにカットして出荷するため、自分でカットする必要はありません。DIYが苦手な人は、ぜひご連絡ください。
ソファ用ウレタンを自作するコツ
ソファ用ウレタンは、カバーと同じサイズに加工することがコツです。
ここでは、ソファ用ウレタンを自作するコツを紹介します。
カバーと同じサイズに加工する
ウレタンを自作する際に、カバーに入れやすいように、カバーより少し小さく作る人がいます。
カバー入れはしやすくなりますが、カバーが余ってシワができる可能性があります。
基本的には、カバーと同じサイズでウレタンを自作しましょう。
ウレタンは形が変形するため、カバーより多少大きくなってもカバー入れができます。
カバー入れのコツは別記事で解説しているので、併せてご覧ください。
ソファのカバーが入れにくい問題を解決する方法!
好みの硬さのウレタンを購入する
ソファの座り心地は、ウレタンの硬さに大きく左右されます。
軟らかめのソファは大きく沈み込み、包まれるような感触です。
硬めのソファは安定した座り心地になり、腰痛がある人でも快適に座れます。
ウレタンのサンプルなどを購入して、あなたの好みに合った硬さのソファを作ってください。
底付き感のない厚みにする
クッションの厚さや硬さによっては、ソファ本体の枠の硬さがお尻に伝わり、「底付き感」が出ることがあります。
クッションが薄い場合は、軟らかなウレタンを選ぶと底付き感が出る可能性が高いです。
硬めのウレタンを使用して、ソファ本体の硬さが伝わらないようにしてください。
また、ウレタンとチップウレタンの2層構造にすると、底付き感がなくなります。
チップウレタンは硬めの感触なので、ソファ本体の感触が伝わらなくなるのです。
1層目に軟らかいウレタン、2層目にチップウレタンを使用すれば、軟らかい座り心地で底付き感がなくなります。
まとめ
ソファ用ウレタンを自作する場合は、「ウレタンスポンジ」「ラバーウレタン」「チップウレタン」の3種類の中から選びます。
ウレタンはホームセンターやインターネット通販・ソファ用ウレタン専門店で購入できます。
ソファ用ウレタンを自作する際は。カバーと同じサイズにウレタンを加工してください。また、ウレタンの硬さは座り心地を左右するため、あなたの好みの硬さを見つけましょう。
ソファ用ウレタンを選ぶ際に分からないことがあれば、Re-SOFAまでお気軽にお問合せください。あなたに最適なウレタン探しのアドバイスをさせていただきます。
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