車中泊をしていると、より快適に車内で過ごすためには、マットが必要だと気が付きます。
しかし、種類が多すぎて、どれを選んだらいいのか分からない人も多いです。
この記事では、車中泊で使用されるウレタンマットの選び方や、おすすめの材料を紹介します。
車中泊に使われるウレタンマットとは？
ウレタンマットとは、車の床に敷いて、寝心地を向上させるアイテムです。
材料にウレタンが使用されていて弾力があるため、身体への負担を軽減してくれます。
ウレタンには、軟らかい素材から硬い素材までさまざまな種類があり、好みに合わせて購入することが可能です。
ウレタンマットは、車中泊の他にも以下の用途で使用されています。
- キャンプのテント用マット
- ソファのクッション
- 壁の保護材
- 住宅やビルの断熱材
- キッチンの洗い物スポンジ
ウレタンは軽く加工しやすいため、さまざまな分野で活用されています。
軟らかさの他にも、低反発や抗菌素材などさまざまな種類があり、車中泊に最適なマットを作れるでしょう。
車中泊でウレタンマットを使うメリット
ウレタンマットは、車の凹凸を感じにくくなり、冷気を防ぐ効果もあります。
ここでは、車中泊でウレタンマットを使うメリットを解説します。
凹凸を感じにくくなる
車のフロアーにウレタンマットを敷くと、ウレタンマットが凹凸に合わせて変形して、フラットな状態で寝られます。
凹凸のあるフロアーで横になると、違和感を感じて朝まで寝付けないこともあります。
ウレタンマットを敷けば、凹凸を感じにくくなるだけでなく、弾力性があり寝心地もアップするでしょう。
冷気を防ぐ
車中泊にウレタンマットを使用すると、フロアーからの冷気を防げます。
ウレタンは内部に空気が含まれていて、断熱材としての効果もあるためです。
車中泊の経験がある人なら分かりますが、車は床下から冷気が上がり底冷えします。冬だけでなく、秋口や春先もかなり寒く感じられるため注意が必要です。
ウレタンは、もともと断熱材としても使用されているため、車中泊で底冷えを防ぐのにも適しています。
ウレタンマットの断熱性は、厚みと密度があるほど増していきます。
寒さが苦手な人は、ぜひウレタンマットを使用して、底冷えを防いでください。
身体への負担が減る
車中泊にウレタンマットレスを使用すると、耐圧分散により、身体への負担が軽減されます。
耐圧分散とは、横になった際に体重がかかる部分の圧力を、マットレスが分散することです。
長時間、同じ姿勢のままでいると、身体に圧力が集中して痛みや不快感が発生します。
ウレタンマットレスは身体にかかる圧力を分散して、身体への負担を軽減してくれます。
車中泊用ウレタンマットの選び方
ウレタンマットは、使用する材料やサイズ・厚みが重要です。
ここでは、車中泊用ウレタンマットの選び方を解説します。
材料
ウレタンマットに使用されるウレタンは、さまざまな種類があります。
一般的には、以下の2種類が使われています。
- ウレタンスポンジ：軟らかめから硬めまで選択肢が豊富にある
- チップウレタン：硬めで底付き感を防止する
上記2種類のうちどちらかを使うこともありますが、ウレタンスポンジとチップウレタンの2層にすると、好みの軟らかさで底付き感をなくせます。
サイズ
車のフロアーは、タイヤや各種部品などの形に変形していて、四角形でない場合があります。
ウレタンマットは加工がしやすいため、車の変形に合わせてカットしたり、糊での貼り合わせが可能です。
Re-SOFAでは、ご要望に合わせてウレタンをカットできるため、隙間なくマットを敷き詰められます。
厚み
車中泊用のウレタンマットで快適に眠るためには、厚みが重要です。
薄すぎるとフロアーの硬さが伝わり、寝心地が悪くなるためです。材料が柔らかくなるほど沈み込むため、厚みが必要になります。
例えば、もっとも軟らかい材料であるウレタンNo.1を使用した場合、底付き感をなくすには厚みが10cmは必要です。
もっと薄くしたいのであれば、硬い材料に変更するか、ウレタンNo.1とチップウレタンNo.T2の2層品に変更する必要があります。
2層目に硬いチップウレタンを使用すると、底付き感を感じにくくなり、薄いマットでも快適に横になれます。
おすすめの車中泊用ウレタンマット
ここでは、快適に車中泊をするための、おすすめのウレタンマットを紹介します。
軟らかめの感触：ウレタンNo.1+チップウレタンNo.T2
もっとも軟らかい材料であるウレタンNio.1と、硬いチップウレタンNo.T2の組み合わせです。
2層目にチップウレタンを使用することで、ウレタンNo.1の軟らかい感触を残しながら底付き感をなくせます。
こちらの商品は、Re-SOFAの姉妹サイトであるスポンジホームセンターからご購入いただけます。
普通の硬さ：ラバーウレタンNo.R1+チップウレタンNo.T2
しっとりとした座り心地が特徴のラバーウレタンNo.R1と、硬いチップウレタンNo.T2の組み合わせです。
ラバーウレタンは密度が高くへたりにくいため、長期間にわたり使用できます。
また、座り心地がよく、一般的なウレタンマットとは一線を画す快適さを味わえるでしょう。
硬めの高級家具クオリティ：ラバーウレタンNo.R2+チップウレタンNo.T2
硬めのラバーウレタンNo.R2と、硬いチップウレタンNo.T2の組み合わせです。
No.R2は高級家具にも使用される材料で、硬めのしっとりした座り心地です。座ると少し沈み込み、No.T2が優しく受け止めます。
密度が高くへたりにくいため、長期間にわたり使用できる材料です。
硬めで安定した座り心地で、耐圧分散にも優れているため、腰痛を持っている人にもおすすめです。
まとめ
車中泊に使われるウレタンマットとは、車の床に敷いて、寝心地をアップできるアイテムです。
ウレタンマットを使用すると、凹凸を感じにくくなり、耐圧分散により身体への負担も軽減できます。また、ウレタンは断熱材としても使用されていて、フロアーからの底冷えを減らせます。
車中泊のウレタンマットを選ぶ際は、材料とサイズ・厚みに気を付ける必要があります。
あなたの好みに合う最適な材料を選んで、快適な車中泊ライフを楽しんでください。
Re-SOFAでは、ソファ用クッションで培った経験により。、家具クオリティのマット用ウレタンを販売できます。材料に悩んでいる方は、ぜひお気軽にお問合せください。